【Q&A】UVインクジェット印刷のインク密着について

UVインクジェット印刷は素材を選ばず印刷は出来ますが、インクの密着は相手物によりますので、一概に万能とは言えません。印刷出来てもインクが剥がれる場合がございます。
インクの密着をよくするために、プライマーと呼ばれる糊のようなインクを塗布しながら印刷しますと密着性が上がります。

以下、今までの経験より、インクの密着性について記載します。

【金属】
アルミ・アルマイト:△~× ※爪でひっかく程度で剥がれます。
アルミ・塗装品:〇
カラーアルミ:〇
ステンレス2B材:△ ※爪でひっかく程度で剥がれます。
ステンレス・塗装品:〇 ※メラミンやウレタン塗装の上に印刷すれば密着良好です。
真鍮:△ ※爪でひっかく程度で剥がれます。
真鍮・塗装品:〇 ※メラミンやウレタン塗装の上に印刷すれば密着良好です。

【プラスチック】
アクリル:〇~△ ※アクリルの材質によります。インクの密着が良い材料は提供できます。
塩ビ:〇 ※フィルムも板も良好です。
ポリカ:〇 ※おおむね良好です。インクの密着が良い材料は提供できます。
PET:〇~△ ※易接着処理されていないものは剥がれます。
蒸着フィルム:〇 ※易接着処理されておりますので良好です。

アルミのアルマイトの上への印刷など密着悪いものがありますが、剥がれ防止のためにラミネート加工して納品した実績も数多くあります。

ご支給材の場合はまずは材料をお送りください。密着テストしてみます。お気軽にご相談ください。