続・コロナウイルスの影響
今日もコロナウイルスの影響の話です。前回の記事とは逆の状況です。仕事が止まるのではなく、仕事が国内に戻ってきているということです。
やはり中国からの調達が滞っているとのこと。どうしても調達が難しく国内の業者を探していたお客様がご来社されました。
単刀直入に状況を伺ったところ、正直この状況がいつまで続くか分からないそうです。誰も分からない。でも、3月・4月は色々とイベントがあるので、そのイベント用の製品などを準備している方々は困っているそうです。部品調達が出来ないので、国内の業者をこれから探すのではないかとおっしゃっていました。
亡くなった方もいらっしゃいますので、良いのか悪いのかはおいておきますが、外部環境は今大きく動いていることは間違いありません。まさに今、そのど真ん中にいるんですね。
そういえば、仲間の会社にはこの騒動が始まった時に見積依頼がまとまってきたそうです。間違いなく、国内の調達先を探す目的です。
今回の騒動で本当に中国という国がどれだけ世界中に影響力を持っているかが分かりましたね。今回調達が難しくなってサプライチェーンに大きな影響が出ています。だからと言って、それが国内回帰に繋がるとは思っていません。そもそも中国無しでは回りません。その現実は受け止めないといけませんね。私個人的には、想像よりかは早くに復活するのでは、と思っています。中国という国の勢いを考えますと。ただ、一般的なアンケート(大手企業向け)では3~6か月は影響が続くであろうと思っているところが多いようです。もちろん売上にマイナスと考えているところが多いようです。
この騒動の中で自分の会社がどう対応するか?なかなかチェレンジングな状況です。滞る仕事も必ずありますし、売上減ったらどう対応するのか。逆に、中国で調達が難しく国内で仕事を発注したいお客様もいますからね。そのチャンスをどう掴むか。
明日の記事で書く予定ですが、景気は良くありません。GDPはマイナス成長です。コロナウィルス騒動で、マイナス成長は続くでしょう。で、それはそれぞれの会社にどういう影響が及ぶのか??うまくいかないから何もしないではいけませんね。考え方によっては、色々仕込むチャンスなんです。この超ネガティブ要因をどう捉えるか?それこそ、今後の経営にも大きく影響しそうです。