「ご縁」って大事です。
先日、ある新規のお客様からご注文頂きました。アルミのアルマイト銘板でしたが、実質3日で仕上げました。間に合って良かったです。
このお客さんとは見えない「ご縁」があったようです。
最初にご連絡頂き、まずは資料を送ってくださいと伝えたところ、「お、なんか見たことある・・・」そうです、以前、当社で製作する予定のものでした(笑)ちょっと言えない理由で、そのお仕事は無くなってしまうものなのだと思っていたのですが、結局、最終的に当社に戻ってきました。
実はそのお問い合わせの前にも、別のお客さんから同様のお問い合わせを頂いており、その時も「お、なんか見たことある・・・」と思い、見積もりを提出したのですが、その仕事は決まりませんでした。おそらく、間にたくさんの会社が入っており、価格的に折り合わなかったと思います。
2回ダメになった仕事が、最終的には当社に戻ってきた。お客さんもおっしゃっていましたが、これは「ご縁」としか言いようがないです(笑)
5年ほど前にも同様のことがありまして、お客さんが廃業→仕事なくなる。残念!→別の会社が事業を引き継ぐ→銘板屋を探す→うちに問い合わせ→うちでやっています。→仕事継続。これもご縁だなぁと思いました。
銘板屋減っていることもありますが、まだまだたくさんある業者の中で、ピンポイントで当社に戻ってくるのは、「運」とか「ご縁」とかしか言いようがありません。検索エンジン対策でしつこく銘板というキーワードを追いかけているからも知れませんが、それにしても、科学的にはあまり説明できない部分もありますね。
逆に「ご縁」が無い仕事もあります。どんなに頑張って営業しても、QCDすべて他の会社と比べ優れていても、「やっぱり、あの人は裏切れないから」という人情的な理由で仕事取れなかったこともあります。製品を作って売るわけですが、結局、やるかやらないかを決めるのは人だったりタイミングであるので、QCDだけが仕事をやるやらないの要因では無いのです。
なので、私はゴリゴリ営業はあまりしません。たまに見積もり出して決まらない時、「なんで?なんで?」って聞く人いますが、、結局は「ご縁」が無いとしか言いようがないです。以前、失注案件の要因を調べようと思い、色々聞いたことありますが、まず凹むことと、理由は様々で何とも分からない!という結論に至ったので止めました。だから、とにかく新規開拓は数を増やして、「ご縁」が合う人を見つけていくしかないのです。
新規開拓始めて、結構な数の方々と知り合いになりましたが、その中には、こちらが仕事をお願いすることになった場合もあるし、妙に気が合って、仕事無いのに繋がっている人もいます。すべてネットの世界で起きていることです。面白いです。今日も素敵なご縁があるように!!