全部止まってるように見えるけど、忙しいところもある
昨日、コロナウィルスの専門家会議ありましたね。1次情報ですが、とても分かりやすい。ワイドショー見るなら、専門家会議見た方が良いです。ネットでLive見られますし、YOUTUBEでも見られます。緊急事態宣言はすぐ!なんて恐怖を煽る報道もありますが、専門家会議ではデータに基づき、客観的かつ論理的に説明されています。これが現実です。
日本の自動車メーカーが、期間限定で、全体、もしくは一部の生産ラインをストップします。自動車メーカーのラインのストップは大事件です。現在、国内で「量産」と呼ばれる領域は限られていて、自動車に関わるお仕事は製造業全体の中でとても大きいです。自動車以外にも製造が止まっているところはもちろんあるので、やはり影響は計り知れない。
でもね、、、動いているところはあります。半導体はもともと4月以降に動き出すと言われていましたが、やはり動いていると思います。当社のお客さんは半導体そのものと言うよりは、半導体を製造する装置を作っているところが多いので、空気感で分かります。動き始めた感じがします。
半導体はもともと動く予定でしたが、それ以外も。はっきりココ!とは言えず、私の推測も入りますが、「改修」はすごく動いていると思います。止まっている遊園地だったり、工場でラインが止まっているうちに改修したり。動いていないうちにやってしまおう!!という部分も結構あるんだなと思っています。コロナウィルスの収束がいつなのかは分からないけど、収束後にまた経済が動き出した時の準備をしているところはあるんです。
経済は止まった分だけ反動は大きいと思います。一時的に落ちめば落ち込むほど反動もその分大きくなる。そう思い込んでいます(笑)
先日、月次の締めで税理士さんが見えたり、給料計算で社労士さんが見えたりで、実際は周りはどうですか?という質問をしました。もちろん直接的な影響があるところは大幅マイナスですけど、それ以外の業界だとまだそこまで・・・という会社も結構あるという印象です。私はリーマンショックの印象が強すぎて、どん底を常に想定していますが、今のところ、あの頃のどん底状態ではない業界もあるんだなと。
もちろん、昨日発表された日銀短観見る限り、今後も暗い感じでプラスにはなることは無いと思いますが、業界によっては、マイナス幅がリーマンショックまで行かないところもあるのは現実です。メディア等ではマイナス面のみ報道されがちですが、現実は違うということも言えると思います。ちなみに、当社のお客さんで1社だけ、前年より忙しいというところもあります。本当かどうかは分かりませんがね(笑)
当社は、もちろん前年と同じくらいかプラスを目指しますけど、ちょっと厳しいですね。通期で20%ダウンくらいで収まればOKくらいに考えています。甘いかな・・・。とにかく、社員を休業させない程度の仕事量があって、今まで通りのお給料と賞与を支払ってトントンならOK!!くらいの気持ちでいます。