行政は揉めていますが、自分で出来る事をやるだけ
休業要請の件、国と都府県で揉めていますね。対象になった都府県でも足並みはそろっていないようです。ウィルス感染拡大防止と経済活動の両立という超難問のなか、都府県それぞれで財政状況も異なるので、揉めるのは当然のことです。
当社は製造業ですので、直接的に休業要請がある対象ではありません。休業要請の対象となりうる業種ではどうするべきかで悩みが深いと思いますし、なかなか決まらない状況への不平不満は出て当然です。早くにまとまることを祈ります。そして、直接的に休業要請がない私たちの業界は、対応は各社様々です。何も変えない会社、時短で対応する会社、完全テレワークにする会社、特定の曜日を休業にする会社、本当に様々です。国や地方の支援政策も毎日変わります。でも、仕方ないよ!特に製造業の会社はまだ恵まれていますから、政策がコロコロ変わってもいちいち文句言わず、自分たちで出来る事をやるんです!
各会社によって状況は様々です。お付き合いのある大手企業様が生産を継続しているのであれば、注文は変わらずに入ってきているでしょう。そうであれば、今まで通りの体制を維持すべき。注文が激減しているのであれば、国の要請にこたえるために休業できるだけ休業したら良い。その状況も毎日、もしかしたら時間単位で変化しているんです。すごいヒマでも、突然大きな仕事が入る可能性だってある。だから、今は、状況への対応力が求められているのです。社長も対応力が求められますが、社員たちも今はガマンして欲しいです。朝令暮改でも応えて欲しいです。
生まれていないからよく分かりませんけど、戦争中とか戦後とか、もっと混乱して絶望の中にいたんじゃないかと思います。それに比べればまだ恵まれているわけです。今のところ食べるもののあるし、住む場所だってあります。ただ、いろんな情報が錯綜して、制度がコロコロ変わって、行動の制限がかかる状況は戦中・戦後の混乱期には普通にあったと思う。だから、そんな混乱期には誰かの指示を待つんじゃなくて、色々、思い切って何かやるチャンスなのかも知れません。ビジネスチャンスとして。終息していないから何とも言えないけど、コロナ後の世界は以前とはとても変わっている世界かと思う。
「対面」で何かをやることに対する怖さは残るから、リモートでの打ち合わせや会議(例.Zoomとか)、テレワークをスムーズに出来るような製品やサービス、店舗での販売ではなく通販や食事のデリバリーとか。今は、困難をしのぐためにやっていることが、コロナ後は普通になっているかも知れません。
そのような、コロナ騒動で生まれた製品やサービスを使った試みはすでに始まっています。何が当たるか分からないけど、始めてみたら案外当たること多いんじゃないですかね?今の生活を守ることも大事ですけど、万が一余裕があれば、そのような変化を敏感に感じ取って、今までやっていなかったことをスタートする絶好のチャンスかも知れません。そうポジティブにとらえれば、常に下を向く必要もないんじゃないかな。と考えています。