今週はローテーション休業。GW休業も長くします。

緊急事態宣言が出てから1週間以上経ちました。都心の人手は7～8割減っているようですが、地元のスーパーなどは、いつも通りの人手です。食品のフロアなどはいつも以上の人手がありそうです。家族総出での買い物に批判が出ていますので、うちは私一人で買い出しを行っています。

今週は、時短・時差出勤に加えて、ローテーションで休業をすることになりました。この状態で、通常時のおおよそ3割減です。安倍さんの要望の7～8割減には程遠い状況ですが、今の仕事量から見て、これが精一杯です。特に今週は出荷物が少ないのでローテーション休業をしてみますが、継続的にローテーション休業は難しいと思います。

上記が現状で当社として今出来ることです。また、GWのお休みを長くします。4/30と5/1は営業予定でしたが、一斉の休業にすることにしました。私一人だけ出社しますが、社員全員はお休みです。2日間を完全休業にすることで、出勤減の要請に少しでも応えたいと思っております。ちなみに、4/29と5/1、生産と出荷は出来ませんが、受注やお問い合わせ対応は可能ですので、お気軽にご連絡ください。

4月の受注状況は通常時の10%～15%減くらいかと思います。今週出勤を抑えることと、時短出勤、またGW中の2日間の完全休業で、4月の出勤は全体で2割減くらいになります。単純計算しますと、社員一人にかかる負荷はアップしてしまっております。いつも以上の前倒し生産に協力してもらっていますので、今のところ、大きな問題は出ておりません。ただ、勤務時間が減ったことと時差出勤をしておりますので、社員達のストレスはアップしていることは間違いありません。コロナの早期収束を願いますが、それは短期間では不可能であることは間違いないので、この状態で仕事を回していくことを今後常に考えていく必要があると思っています。

当社の場合、特定の決まった製品を計画的に量産する体制ではありませんので、一度方針を決めて、その方針を特定の期間実行することが難しいです。幅広いお客様から、多品種・少量生産・短納期の受注を行っていれば、特定のお客様の生産計画の影響をあまり受けないというメリットがあります。反面、状況が日々変わるため、その都度、柔軟に対応していかなくてはならない。その柔軟さこそ当社の売りであるので、こんな時も出来るだけお客様の要望には応えたいと思っています。

コロナ対策で今までなかった製品（例えば、飛沫防止のカバーなど）の需要が急激に高まっており、そのような製品を製造・販売すれば特需の波に乗ることも出来ますが、今のところ、当社ではそのような特需はありません。なので、このような困難な時も、生産能力は一時的に落ちますが、通常通り納品は出来ますよ！という安心感をお客様に与えることが今当社で出来ることかと思います。それは長い目で見れば会社の信頼性の向上につながります。

今、急増する感染者の対応に追われる医療従事者の方々のご苦労と比較するのはおこがましいですが、この状況でも出来るだけ、出勤を減らす努力をしながら「普段通りにすること」だけでも少しは社会に役立つことかと思います。そうやって、今日も普段通り仕事頑張ります！