会社員時代のおかげ
今は会社の経営に携わっていますが、大学卒業後は2年間でしたが、日本橋にある会社に勤めていました。
たった2年で何が分かるのか!!て言われそうだけど、会社員時代は今の私を形成する大事な期間でした。とにかく私はすべてなめていました。自分だったらどうにかなるって。その考えは甘かった。職場での人間付き合い、電話の取り方から始まるお客様対応、などなど。とにかく色々凹み、学びました。まぁ、とにかく忙しい職場で、お客さんにマジで怒られることが毎日でした。精神的にはタフになりました。なので、今は仕事で凹むことは少ない。
今日、たまたま前の職場の人のライングループでやり取りがあって、あの20年前を思い出しました。まず勉強したのが、職場での人との関わり方。学校でもバイト先でも結局は「友達」付き合いです。もしくは先生とか、バイトと正社員という明確な立場の違い。会社の同期は友達に近い部分はありますが、学生時代の友人という感覚ではなく。職場の先輩・後輩・上司は、新入社員の時は、その距離感の難しさをまず感じました。どこまで踏み込めるのか、どう距離感を保つのか。その微妙な線引きを勉強しました。
後はお客様への対応。電話を取って社名を言うことから始まり、いつもお世話になっております、と定型文。こんにちは!と同じ感覚ですね。そういう経験ないと、電話取ることも出来ないから。それだけで勉強です。会社員の時は1日中電話していましたから。なので、その時の経験は今の仕事の電話でも活きていますね。今の電話での営業(相談?)は会社員時代よりよっぽど難しいものだけど、電話口で相手の言いたいことを理解する訓練になりました。
一番良かったことは、同じ課にいた人達との付き合いでしたね。仕事に対する緊張感があるかどうかを考えれば、今の方が100倍あります(笑)自分次第で仕事を取るかどうかのゲリラ戦ですから。でも、会社員時代の同じ課はとても仲良く。あの頃の雰囲気はとても好きで、今の自分の会社でも同じ空気を求めているのかも知れません。もう少し緊張感持たせた方が良いのかな(笑)
たまに今でも会社員時代の方々と会うことがあります。今の立場は経営者ですが、その方々と会うときは自分はいつも一番下っ端です。その時はすっと安心しますね。下っ端でいられる安心感です。建前なしで話を聞いてくれますから。そういうお付き合いが継続できるのは、マジで貴重です。ありがとうございました。
今日は少しうまくいかない日でしたが、旧職場の人達とのラインで少し救われたわ。ありがとうございました。