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ストレスと年齢について

コロナが長引き、通常の生活が出来ない期間が長引くと、人それぞれ理由は様々ですが、精神的なストレスが抜けません。一度終息しかけたコロナウィルスですが、ここのところ、再度拡大傾向にあり、一度落ち着いたストレス要因が再度自分の目の前に現れると、またかよ!と思い、コロナには絶対負けない!!という気持ちがそがれて、よりネガティブ思考の谷に落ち込んでしまう。そんな状況の人が多いのではないでしょうか?

私自身、もちろんストレスがかかる立場なので、他人から見れば、とんでもなく大きなストレスの中にいるのでは?と思われているかもしれません。以前、社員の一人が、社長は誰にも言えないストレスを抱えていて大変だと思います、と言われたことがありました。正直、あまりピンと来なかった(笑)社交辞令かも知れませんが。でも、他人が思うほど、ストレスで夜も眠れないわけではなく。そんなストレスに囲まれている生活が普通の状態になって、ストレスと感じ無いのかも知れません。

会社の中で言うと、社員たちはいつも自分の思った通りに仕事を進められるわけではありません。それがストレスの大きな要因だと思います。ただ、会社組織である以上、ある程度の道筋の中で仕事を次へ次へと進めていかなくてはなりません。なので、思い通りに進まないのは仕方がないことです。

反面、経営者である私は自分の意志を通すことが出来るけど、常に選択と決断を迫られる立場だし、結果を出し続けなければいけないという責務があります。それがストレスかも知れません。確約した未来(=答え)は無い訳だから、常に霧の中にいる訳ですね。そんな状況に15年くらいいると慣れちゃうもんなのですね(笑)

そんなストレスに対峙する気力と体力ですが、やはり年齢も大事な要素かも知れません。20~30歳代だとまだまだ実績が乏しく自信が持てない。逆に60~70歳代だと、残りの人生を考えて、このストレスと対峙するべきか、対峙しない方が良いか自問自答する領域に入るのかも。私はまだその年齢では無いので分かりませんが。

今の自分の年齢、40~50歳代だと、少し自信が付いてきて、仕事人生もまだまだあるから、ストレスに対峙する気力も体力も満載の年代かも知れません。だから、こんなコロナ禍でも未来に希望を持ち続けることが出来る。それぞれの年齢で感じることは違う訳だから、自分の価値観を押し付けるのは無礼なのかも、と思っています。何でも頑張れ!頑張れ!と言えば良いものではない。結局、他人が何と言おうと、答えは自分で出すものですから。

周りで廃業とかお店の閉店とかのニュースが多いから、そんなことを思った次第です。

ここ数日、トラブルがあって少しストレスを感じていますが、こんな日は、食べて飲んで、早く寝る事にします。それが私のストレスマネジメントです(笑)