やっぱりウソはダメよ。

最近ですが、国会議員の偉い方が、この緊急事態宣言中にもかかわらず、飲み屋さんをハシゴして、なおかつウソついちゃったので、信頼がた落ち。役職辞任、議員辞職までと、かなり大事になってしまいました。仕方ないですね、国民にここまでガマンを強いている中でそれは無いでしょ。ということです。

ウソついたこと無い人なんていないと思いますし、どこまでのウソなら許されるのか？それは主観で判断が難しい面もあります。自分の子供にも説明しますが、良いウソと悪いウソがあるんだよと。すべてのウソを否定すると、それはそれで空気読めない大人になってしまいますから（笑）人のためを思って、思っていることを言わない、もしくは、思っていることと反対のことを言う。それはウソですが、相手を想ってつくウソですから、許されるんだと。と教えています。

そのどこまでウソが許されるか？の判断ですが、その許容範囲をどんどん広げてしまう人も中にはいます。ウソ付きとホラ吹きは違うという人もいます。それは正しい。でも、ウソつくことによって、相手を裏切る、陥れる、そのような相手にマイナスを与えるようなことはやはり許されるべきではない。

子供の頃、親からウソ付きはダメ！！ときつく怒られた経験は誰しもあると思います。だから、根本的に成長していく過程でウソはダメっていう感覚になることが一般的だと思うんです。でも、中には、平気で相手を傷つけるようなウソを言う人はいます、残念ながら。それに対しおそらく罪悪感は無いんだと思います。だって、そういう人はウソを繰り返すから。たぶん、自分の善悪の感覚ではOKなんだと思います。やはり、そこは理解が出来ないんですよ。

どうして罪悪感を感じないのか？あくまでも私の想像ですけど、たぶん、その人の中ではウソでは無いんですよ。以前、出所は忘れましたが、虚言癖の人の話を聞いたことがあります。その人は、仮に自分ではなく他人の体験でも話を聞くうちにいつの間に自分のことになってしまったり、やったことをやっていないと本気で思うようになるそうです。事実ではない訳だから、私から見ると本当に怖いのですが、だからウソ付き！！と言えば逆ギレするんだと思います。

事実でないことを事実というウソ付きもありますが、いったん同意をしたことを、いとも簡単に覆す人もいます。え！それまとまったじゃん！みたいなこと。これは時間差のウソです。あからさまなウソは聞いていれば分かるようになるんですが、この時間差のウソ、精神的に堪えるんですよね。え！信頼関係は？みたいな。そもそも、何でもくつがえす人は、私を信頼なんてしていないと思いますが、こっちの気持ちは分からないのか・・・と。いや、分からないから出来るでしょうけど。

そんなことを繰り返していると、やはり、ウソをつく人とは疎遠になっちゃいますよね、仕方ないです。だって、話をするたびに、常にそれは本当か？ウソか？考えなくちゃいけませんから。それでは疲れます。であれば、付き合わない方が楽なんです。そういう人と話をすると、あれ、何かおかしいな？っていう、なんていうか、良く分からないイヤーな感じが自然と出てきます。何か重たい気分にある。何か心地よくない焦りというか、不信感。その直感、結構正しいと思います。

何が善で何が悪か。人を傷つける、嫌な思いにさせるウソはやっぱりダメです。