なんか、プチリセット感
4月が始まり、多くの企業が新しい期を迎え、学校も再開。うちはスムーズなスタートではありませんが、何か少しリセットした感じです。
昨日、車でお得意様のところに向かっていると、ある家の前で娘さんが花束を持って記念撮影。きっと、入学式なんだね。そして、うちの娘も4年生になりました。ドキドキのクラス替えを終え、今日から新しいクラスと担任の先生で再スタートです。蛇足ですが、うちの娘は板橋区の公立小学校に通っていますが、区の方針で毎年クラス替えだそうです。そんな新学期な感じもリセットを助長していると思います。
昨日、新入社員が突然来なくなったこともあるのですが、なんかリセットした感じがします。社員たちは毎日仕事に追われ大変かと思いますが、私の感覚では、ぽちっとリセットボタンがおされた感じで、少し新鮮な気持ちになりました。
コロナ禍の前は、大型連休、特にゴールデンウイークと年末年始がリセットボタンを押す時期なのですが、コロナ以降、旅行などもなく、常にフラットで一定な感じで、「再スタート」の気持ちになかなかなれませんでした。でも、今回、ふとしたタイミングでリセットした感じです。
2003年に今の会社に入ってから、考えてみれば毎日同じ製品を取り扱っており、大体、いつも同じ場所に座っています。でも、そこで起こることは毎日目まぐるしく変わる。良いことも悪いことも、忙しい時もまったりな時も。
結局、一見、何も変化の無い世界でも、自分の物事の捉え方、気の持ち方で、時間の感じ方や物事に対する感覚は変わるんだなと再認識しました。昨日も入学式帰りの家族を見て、急に新しい期の始まり!を感じた訳です。だから、もちろん、景気とか外部のマクロ環境は、業績や自分の気持ちに影響するものだけど、結局は、自分がどう感じるか、で、どう行動するか、なんでしょうね。
今年で創業80年を迎えます。私が入社して18年ですが、結局は自分次第なんだなと。そんなこと気付きがありました。銘板屋は面白い職業だと思うよ。本当にそう思います。