結構なトラブルでも、焦らない。
昨日は平和な日だったのですが、夕方になって一本の電話。外注さんの機械の不調の連絡。結構なトラブルです。
10年前だったらどうしよう・・・(涙)で冷汗びっしょりだったはずですが、今の私はそうなりません。不思議です。まだ、何とか収まるかは分かりませんけど、たぶん、大丈夫。って思っております。助けを求めて何本も電話して、2時間くらい人とと話しておりましたが、道筋は見えて来たような気がしております。何度も言うけど、解決はしていないんですが、、何とかなるとしか思えません。
仕事やっていれば、いいこともあれば悪いこともあり、一度やってしまった失敗は通常繰り返しません。そうやって日々リスク管理がされているんですが、今回のような事故はなかなか防ぐことは出来ず。だから常にプランBを考えているんでしょうか、本能的に。
今回の問題はよくよく考えると奥が深く、自分でコントロールできる範疇ではないのです。そうなると、別の人にお世話になるという解決策が出てくるし、目の前にある問題を早急に解決するにはこの方法しかありません。ただ、いつまで誰かが助けてくれるか?を考え始めると答えは出てこないのです。自社でその工程をやるのであれば、設備も場所もお金も必要で、ある程度、そうなっても良いような資金的な手は打っているのですが、だからと言って明日から始められるものではない。その投資は回収できるのか?っていう考えも出来てきます。当然ですが。
なので、考えて落ち込んで、どうしよう・・!って思うと、寝ちゃうんでんすよね(笑)考えるのをやめるのか、強制終了なのか。本当にその時が来た時は、自然と進むべく方向性が見つかるんでしょうか。私はそう思っております。なので、今はその時ではないということです。
本当に困っている時って、自分のアンテナの高さなのか、必要な情報だとか、本当に助けてくれる人が自然に集まってくるんだと思っています。そのうち道が決まるというか。だから、あれこれ考えて悩んでどっちに行こうか自分で決めるっていうより、もう決まっているものかもしれません。何かスピリチュアルな話ですが(笑)運命みたいなものですかね。そんな気がします。
日々、売上は上下しますし、不良品で怒られたり、社員のトラブルあったり、精神的にはプラス・マイナスで言うとマイナスの時の方が多いかもしれません。以前、売上がなかなか上がらない時知り合いの社長に相談したら、「命取られるわけではないでしょ」って。そうなんです。自分が深刻に考えすぎてるだけのことが多い。だから今回もそのように考えています。
同じ工程でも職人さんごとにやり方や常識が違います。それを今更ながら気づいたり。今までの視点と異なる角度で銘板をみるチャンスだと捉えています。ピンチをチャンスに。では無いですけど、とにかく、社内の作業も含め、今は作る方の視点を持ちなさい、ということだと思います。メーカーですもの。当たり前ですが。日々、勉強。