うまくいかない原因は、腕が悪いわけではない!
最近難しい仕事が続いており、作業者は苦労しております。何度もうまくいくまでやり直し、やり直し。で、結論、現状の設備だとそれが限界ってこと。つまり、作業者が悪いわけではなく、仕事にあった設備が無いということです。で、1台買いかえることにしました。
経営者の先輩に見てもらっても、やっぱりうまくいかない。原因を突き詰めると、精度が出せないっていう結論に。その場で代理店さんに連絡して発注です。
「頑張れ!」で出来ることと出来ないことがあります。今回は頑張っても出来ないものでした。いや、最終的に作業に機械の精度を超える作業を手作業でしてもらって何とかしました。それを継続することは無理なのです。
出来ないことを頑張ってね!でやってもらって、実際に出来ないと、作業者は自信を失ってしまうのです。それは大きなロス。モチベーション低下は目に見えない、本当に大きなロスなんです。自分が悪いんだ・・・と思い詰め、再度その仕事が来るとモチベーションが低下する。それは悪いサイクルです。
今回は機械の精度ですが、データがほんの0.2mmずれているとか、小さいとか大きいで、どうしても合わないことがある。その些細なズレで全部ダメになっちゃうと作業者の精神的ショックは大きい。だから、そんな時は一時的な費用を考えずに、版の作り変えとか、根本的な問題を解決しないといけません。
以前は頑張ってやってもらう!考えでしたが、継続性が無い。次も頑張らないといけない。そうするとまたうまくいかない。なので、その考えはやめました。根本を変える。そうしないと、作業者が自信を失うだけですので。そのあたり、ケチっちゃいけないね、と思っております。
今週も色々ありましたね。来週も怒涛の一週間になりそうです。8月もあっという間だな・・・。1週間お疲れ様でした。