金型の工夫で手間を削減
最近、設備にお金をかけるようになりましたが、同時に金型も工夫するようにしています。仲間のプレス屋さんに協力してもらい、穴をあける金型を作りました。
アイキャッチ画像に金型の写真を掲載しましたが、マニアック過ぎて分からないと思います(笑)でも、うちにとっては革命です(笑)
以前の発想=金型〇〇万円かかるから人海戦術で解決
今の発想=時短できるのであれば設備や金型に投資
投資すればお金は出ていくけど一回キリです。それより、人海戦術のコストを考えれば投資すべき、という判断です。
仲間の社長さんに相談して金型を作成してもらいましたが、実際、その会社でもプレスをしておりますから、作業者の苦労が良く分かるのです。だからピンポイントで手間を省ける金型を考案してもらえるんですね。本当に助かります。ありがとうございます。そして、その金型も今はバージョン1.1ですから、もっと改良できそうです。
穴あけパンチなどは既存のもので取り換えできます。制限ありますが、希望の穴径のパンチもネットで買えるんです。その汎用性も本当にありがたいです。
単純に穴をあけるのでれば、設備はたくさんあります。でも、銘板の場合は「狙ったところに」穴をあける必要があるんです。この違い、結構大きいんです。よく「ネライ」と言いますが、目でネライを定めて穴をあける。そうすると神経を使いますので、その神経使う作業をどこまで軽減できるか?ってことが痒いところに手が届くということかと思います。
私は営業専門だから現場はやりませんけど、鬼残業が続いたことで考えが物凄い変わりました。金銭的な出費もそうですが、人が「消耗」してしまう。それは、どんなに受注が好調でも出来るだけ避けなくてはなりません。
うちも創業80年ですが、改善できることはまだまだ山のようにあるってことですね。