カテゴリー

プレス機 搬入日決定 あー待てません!!

先日測定器を導入しましたが、今度はプレス機です。測定器よりももっと実践的な設備導入です。その搬入日が具体的に決まりました!!今日はその簡単な打ち合わせでした。

導入する設備は小型の油圧プレスですが、小型といっても30トンと15トン、結構なパワーです。今、現場が苦労しているステンレスの加工用として、すぐに使いたいのです。今まで足踏みしていたシャーをフットプレスで行います。いままでケトバシプレスで行っていた穴あけをフットプレスで行います。すでに今月はステンの仕事がたくさん入っております。仕事に余裕あればすぐにでも入れたいのですが、今、仕事を止めるわけにはいきません。

以前にも記事にしましたが、板金屋さんと銘板屋さんの大きな違い、それは「決まった場所に穴をあける」「決まった場所で切る」これです。印字と位置を合わせないといけないのです。断裁は通常シャーリングと呼ばれる機械で行いますし、穴あけのNC加工機など、世の中にあふれるほどあります。でも、銘板屋はいまだにケトバシプレスを使っているんですよ。ケトバシってこれ。シャーリングってこれです。

   

古い工場でよく見るやつ。いつ買ったかなんて誰も知らない、何十年も使っている設備です。

こんなに古い設備を今でも毎日使っている理由は、作業に慣れているってこともありますが、結局、操作が簡単だからです。簡単っていうと語弊がありますね、やっぱりコツがあるんですが。でも仕組みが単純なのです。踏めば切れるし、踏めば穴が開くから。で、決まった場所に穴をあけたり、決まった場所を切るのには使い勝手が良いのです。それは手元が見やすいからです。見やすいから使いやすいのです。

だから、これらの代わりになる設備を入れるのは、上記の使い勝手を無くしてはならないのです。それを基準に色々話しを進めてきました。金型の工夫とか。

で、今度やっと搬入されて実際に使うことになります。実際に入れてみないと分かりませんから。サンプルで何枚切ったって、何個穴をあけたって、実際の仕事の流れで使うことが出来るのかです。油圧プレスはただ上下するだけの機械です。後は金型だったり、使う側の工夫ですね。

とにかく私は待ちきれません(笑)仕事止めるわけにいかないから、数週間先ですけど。想像は頭の中で膨らむばかりです。