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現場も断捨離 お客様専用〇〇はやめよう。

工場のレイアウト変更に伴い、現場も断捨離を始めたようです。出てくる出てくる、訳もわからん色んなものが(笑)これを機に断捨離中です。

色んなものが溜まる理由ですが、一番大きな要因は、特定のお客さん専用の〇〇です。材料だったりインクだったり。インク調色しても一回しか使わないものあったりで、それが長年溜まるんです。以前、うちの外注さんが、「特色は減らします。今後はうちの色に合わせてください。」と言ってきたのですが、今はその気持ちよくわかります。

良かれと思って頑張って色を作ったり、お客さん材料費持つからって別注の材料を作ったり、その時は良いんですが、後から困るんです。捨てられないし、保管場所をどんどん占領していくし、利益を生まない不良在庫になってしまう。特にうちは狭いから、結構大きな問題です。

なので、最近はうちも、特定のお客さん専用の○○を減らしていくようにしています。管理出来ないんですよね。毎月注文くれば良いですが、数年に一回のために取っておくことはもう難しいです。スペースの限りあるし、あとはお客さんに納得してもらうしかありません。

「以前と色が違います」とたまに言われますが、最近はその色で納得してもらうようにしています。とは言いつつ、出来るだけ合わせます、それはやります。ただ、特定のお客さん専用を増やしすぎると本当に管理が大変。今、そう思っております。

多品種少量のコツが最近やっとつかめてきた気がします。それは仕様について、妥協点を探るという点です。お客さん専用の〇〇を作りたいなら、正直なコストを伝えて全部負担してもらうか、それが難しいのであれば、こちらの仕様に合わせてもらうかです。そうでないと、バリエーションが増えすぎて管理出来ません。

無理なく継続出来ること、これが長いこと商売を続ける秘訣なんだと思います。出来ることは速攻でやりますよ!!出来ないことは正直に状況を相談する。その割り切りなんでしょうね。私はそう思うようになりました。