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気遣いとか想像力

前回の記事で、定形な仕事はAIに取って代わられるちゃうよ、っていうお話をしました。

今回の記事は、AIでは出来ないこと、人間だから出来ること、を書きたいと思います。それは、気遣いと想像力だと思うんです。まぁ、似たようなもので、想像力を働かせて相手を気遣う行動をするってことです。

巷で色んな本が出ているマーケティングはそのうちの一つ。どうやって買ってもらえる?ってことです。うちはネットマーケティングしていますが、これも想像から始まっています。ネットの検索でどうやって銘板を探すのか、HPにたどり着いた人はどのような情報が欲しいのか?最終的には売りたいんですけど、それは結果論であって、理由があってその会社から買うのです。だから、ユーザーの行動とか考えを想像して、色んな戦略を考えて実行する。

社員間でのコミュニケーションも想像力の塊り。相手がこうして欲しいだろう、っていうことを想像して、一歩先の成果物を渡す。そうすれば相手は喜ぶし、また依頼したいと思うんです。注意書きしますけど、これが行き過ぎると独りよがりになってしまいます。相手がこうして欲しいを置いておいて、自分が相手にしてあげたいが強すぎると、、、。それ、欲しいやつでは無いってことです。あくまでも、相手ありきです。

脱線したけど、そういう想像力から生まれる気遣いこそ、AIのプログラムでは出来ないことです。そんな気遣いプログラムを書くとなると膨大な時間になるから、人間が瞬時に判断すればコスパが良い。経済的な合理性でも説明できます。

コンピューターか人間か、その線引きはコンピューター側にどんどん寄ってきているのは確かです。だからこそ、今、真剣に考えないといけない時期だと思います。それは、経営者と社員、もしくは社員と社員、もちろん、弊社とお客様。そのような関係を考えるとき、人間は何が出来るのか?ってことです。そう、人間は感情あるから、表面上の数字では表せない何かに惹かれるものだと思います。

AIがどれだけ発達しても、人間にしか出来ないものがある。だから、あまりにも合理性ばかりを考えてしまうと、それは人間が入る余地が無くなってしまうよって。自分で可能性を狭めてしまうだけです。いくら売上上がっても、いくら給料が上がっても、何か空虚な時ってありますよね。そうではなく、感情が通じ合って、喜びとか悲しみを共感すること、それも大事ですね。そうなると、1+1が2よりももっと大きくなると思います。

なんか少し抽象的になりましたが(笑)いつまでも相手を思いやる気持ちは大切に。それは仕事でも言えます。ということが言いたかった(笑)