来年はどうなることやら。
先日のブログで、世の中、景気良くないって書きましたが、来年はどうなることやらですね。仕事薄いっていうブログを書いて以降、どかっと仕事が入ったので、社員のみんなはピンと来ていないよね。普通に追い込まれていますからね。
自分で営業回ったり、ちょっと違う業界の先輩が言っていること、また、友人社長の話をまとめると、ざっと10%~20%くらい、仕事が落ち込んでいるような感じです。当社、前期決算後の2か月は前年とほぼ一緒ですが、年明けはいったいどうなることやら。
当社にも大お得意さんはいます。が、以前に比べて依存度が落ちていますので、1社様の仕事が落ちても、他のお客様でカバーする、という流れが出来つつあります。これは、製造業自体が調子よかったからですね。なので、来月以降、どうなるのか。私は結構細かく数字をチェックします。毎日の受注はすべて把握していますし、来月納期の仕事もデータベースで管理しています。やはり、勢いが無いのは確かですね。
当社はゲリラ戦なので、1つの仕事で状況は大きく変わりますが、秋以降は本当に動きが鈍くて、新規案件もかなり少ない感じです。ただ、、今のところは何とか踏ん張っているんですね。不思議なんです、いつも。「動きが鈍い」って思う理由なんですが、景気があまり良くない時って、問い合わせの性質がいつもと変わります。
まず、「コストダウン」です。仕様を変えてでも、今の金額より下げたいというお客様が多い。あと、成約率が下がることと、決まっても見積もりから実際の発注まで時間がかかる。仕事がとても動いているときは、とにかく即決が多い。値段よりサプライヤーの確保と納期優先。仕事が動いていない時は、比較する時間がありますから動きが鈍くなる。そうやって、私は景気の波を肌で感じています。本当に面白いですよ。リアルな世界です。
銘板は機械に貼るものですから、製造業全体がお客様です。そうなると、この業界は調子良いとか、ここは最近少ないとか、何となく分かります。今は、全体的にあんまり良くない感じですね。こんな時は無理は禁物。投資は逆張りって良く言いますが、現状、あまり良くない状況がいつまで続くのか見えないので、大きな投資は控えた方が良さそうと思っています。確固たる自信と、絶対に成功するっていう熱い気持ちが無い限り。
オリンピックに向けての投資の熱狂は終わりつつありますし、5GやAIなど、これから加速度的に技術が向上しますから、当社を取り巻く環境も大きく変わってくるかも知れません。今までが通用するのか、それとも、技術的なことがガラッと変わってしまうのか。見極めがとても重要です。なので、特に大きな金額がかかるものは慎重に進めていかないと。世の中全体がそんな感じでしょうか。そんな中で私が出来る事は?と考え、年明け2月くらいまでのウェブサイトリニューアルに向けて、準備中です。こんなときは、種まきです。ひたすら種まき。種まかないと実はなりません。