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2020年はどうなる?

みなさま、あけましておめでとうございます。本年も毎日ブログ更新を目標にします。今年もよろしくお願いします!!

昨年末に仲良しの社長達と忘年会をやりましたが、みんなの声をまとめると、今年は「試練の年」になりそうとのこと。その試練がいつまで続くのか?私たちの仕事は景気に左右される製造業です。これは、自分たちではコントロールできない外部環境です。

とは言っても、当社も含め、私が普段お付き合いさせてもらっている社長の会社は小規模の会社ばかりです。そもそもキャパシティーもあまり大きくないので、ヒマと忙しいの境目はほんの些細なことです。私が勝手に師匠と思っている会社の社長さんが言っていたのは、会社はコップと同じ。それぞれのコップの大きさはあるけど、そのコップの中身をどうするか?特に景気があまり良くない時は、その中身をよく精査する絶好のチャンスかと思います。

経営者としては、常にそのコップをギリギリ一杯まで仕事を欲しい訳です。問題なのは、そのコップの中身なわけで、ドロドロな水なのか、澄んだ水なのか。焦って、どんな水を入れても、結果的に利益が出ないことだってある。そんな時は、勇気を持って、水をいっぱいにしないでも良い!と割り切ることも大事かと思います。チャンスは必ずやってきます。その澄んだ水をいつでも迎えられる余裕があっても良い。コップに余裕があるうちは、コップの中身をきれいにして、澄んだ水が入った時に、きれいに流れていくようにコップの中身を掃除しておくこと。それが不景気の中でやれることかと思います。

私たちの業界は、今流行りのベンチャーでもないし、先行投資が必要で常にキャッシュフローを気にする業態でもない、斜陽かも知れないけど製造業の歯車の一部として必要とされている業界です。だから焦る必要はないのです。その大きな歯車が動く時をじっと待つしかありません。必要とされる時に、きちんと歯車として使って頂けるようにPRをすること、種まきをすること。

ネットでの集客を始めてから気づいたことが、大きな会社の大きな仕事以外にも、銘板を必要とする仕事はたくさんあるということ。そのような細かいニーズにピンポイントで応えていくにはどうすれば良いか?大きな会社の大きな仕事が減っても、ロングテールな仕事でどこまでカバーできるか?今までやってきたことですが、今年はそこにより注力していきたいです。

社内の生産体制はかなり成熟してきたと思っています。昨年はクレームがほとんど無かった。社員の一人が昨年末に「今年って事故伝(=不良品出した時の反省分)書きましたっけ?」と聞いてきて、「そういえば無いね!」なんて話しました。数か月を除いて夜遅くまでの残業もなかったし、定時までの時間で決められた仕事をこなす体制も出来てきた。これはコップの中で水がうまく循環しているということです。今年も水がうまく循環できるようにバックアップしていきたいです。

さぁ、今日から1年が始まりますよ!年末を笑って迎えることが出来るよう、楽しんで仕事していきましょう!