資産運用のその後
資産運用始めよう!!とスタートしてから3か月。週末に銀行にて状況を確認。株式、債券、外貨、リートと資産運用の種類を分散、また、地域も日本・アジア・欧米と分散しておりますので、それぞれの動きはバラバラ。面白い。やはりニュースを眺めているだけでは理解は出来ず、手元の自分の資金を使うから本気で観察します。日本の株式市場はイマイチですが、アメリカの株式市場は好調。あと、為替の動きは思った以上に動くもんですね。コロナ禍という特殊事情はありますが、コロナのダメージがすべての動きに連動しているのはよく分かりました。
かなりの割合をキャンペーンの円定期に入れていたので、解約したあとの再投資を検討したのですが、基本的に投資信託に再投資しようと思っています。でも、種類が多すぎて選べませんので、銀行のご担当の方にいくつかセレクトしてもらい、その中から選ぶ形にしております。
短期的な利益を得る事などは考えておらず、5年・10年という単位で考えてはいますが、投資信託の目的を一つ一つ見ていくとそれぞれの思いや戦略がよく分かります。目論見書ってやつですね。直近のリターンがどうこうではなく、なぜその会社の株式をセレクトしたかの意図を考えて、自分の意志に合う商品を選ぶ。当たり前のことですが、ネットではチャートばかりですので、改めて投資のの意味を考えるきっかけにはなっております。
今後の焦点はアメリカの金利であることは間違いないです。感染者数などは日本とは桁外れで多いのですが、経済活動はコロナ前に戻る勢いで好調です。ということは、どこかのタイミングで金利を上げる訳ですが、以前、急に金利を上げて市場を直撃したから今回はどうするのか。これはアメリカだけの話ではなく世界中に波及します。特に新興国。アメリカの金利が上がれば、リスキーな新興国から安全なアメリカドルにお金は向かう訳ですから、新興国からお金が出てってしまいます。そうすれば新興国の市場は下がる可能性もあります。
コロナ禍の状況、ちょうど1年前はアメリカはロックダウン状態で経済活動がストップ。逆に日本は緩い規制でそこまでダメージは大きくなかった。でも、1年経ってみて経済活動の状況は完全に逆転。ダラダラと緊急事態宣言やらまん防やらを出し続け、ワクチンの確保も思い通りに進んでいない日本。アメリカは日本に比べて感染者数は多いのですが、ワクチン接種も進み正常化に突き進んでいます。それは株式市場に顕著に表れており、今回の緊急事態宣言の納得のいかなさを改めて痛感しております。いつまで続けるのでしょうか。来年も再来年もずっと、〇〇回目の緊急事態宣言が出て、私達はまわりの空気を読みながら、中途半端は自粛を続けていくのでしょうか。政治・行政の各国の考えの違いを痛感させられます。満席のウィンブルドン、満席のMLB、そして、オリンピック無観客となる日本。感染者数を世界比較を見て、理解が出来ないのです。
自分のお金を使っている以上、世界経済全体を眺めるきっかけになっているので、資産運用を始めて良かったと思っています。今後も楽しみです!!