社長のタイプ
以前から不定期でコーチングというものを受けています。
ずっと会社やっていると、目の前のことにフォーカスしすぎて全体が見えなかったりするので、
年1回数時間ですが、頭の中を整理します。
その中で「あなたはどの社長タイプ?」という実習がありました。
アツく社員を鼓舞してグイグイ引っ張るタイプや、研究開発型、または職人的なタイプなど、経営者のタイプは様々です。
私のタイプは完全なるバランス型でした。色々な方面を見てバランスに重きを置くタイプです。あっちもこっちも気にして
バランスをとる感じ、確かにそうだ。
だから、売上を一気に何倍も大きくすることは出来ないのです。どこかが動くと、どこかに影響が出るから、
その動きを見ながら、徐々にいく感じ。そうしないと心配で仕方ない。
自分のタイプに合わない行動をすると、精神的なバランスが崩れたり、社員がついてこなかったり、そうです、
無理することは無いのです。自分の性格にあった方法で進めるべきですね。
自分の経営者としてのタイプが本当に正しいのか、今でもいつも疑問を持っています。隣の芝生は
青いので、自分もそうした方が良いのでは・・と悩んだことも。つまり自信が持てなかった。いや、今も100%の自信はない。
逆にうまく行く時は天狗になります。自分は正しいと。そんな時は決まって何か起きて、ベッコリ
凹むんですね。そういう「天の声」は時には大事です。ずっとうまくいくことなんて無いので。
自分の性格上、経営課題の一つに絞って集中することが出来ないのです。短期間で一つに絞って進めて、
次の課題に移れば良いのですが、それが出来ない。片方を放っておくと、気持ち悪いんです。
お客さん対応も同じです。ある一つに集中すると、他を忘れちゃう、だから常にマルチで対応できるように
リストを作って、同時で色々進めます。うまく行くと気持ち良いんですが、一つつまづくと全体に影響するっていう
デメリットもあります。すいません、返信が遅い時は、何かにぶち当たっています。
経営はいろいろなことを考える必要があります。営業、製造、人事、総務、などなど。
うちは小さな会社ですので、全てに関わってもやっていけるのが面白いところ。
本当は、どんどん社員に任せていけば良いんですね。本当に分かっているんですが、どうしても気になる(笑)
そこが私の社長としての欠点かも。いま、それを克服するために格闘中です。