ウェブサイトリニューアルから2か月の評価
ウェブサイトリニューアルから2か月です。さて、どんな変化があったのか?
ウェブサイトの評価をする際チェックするのは、ウェブサイトのデータ分析と、実際の仕事の入り具合、別々に考えています。もちろんリンクしておりますが、必ずしも一致しません。具体的に言いますと、ウェブサイトへの流入量とページビューが、必ずしも売上や利益と、ある決まった法則でリンクしているわけではないということです。これは、ネットショップで価格を表示して販売しているわけでは無いし、ウェブサイトは引き合いの窓口なだけで、仕事の中身(数量や金額)は都度変わります。また、実際に仕事に繋がるかは、モノづくりの景気動向に大きく左右されます。
結論から言って、ウェブサイトリニューアル後、サイトへの流入数とページビューは増えています!これは対昨年比ではなく、サイトリニューアルの前と後での比較です。季節要因もあるので一概に言えませんが、増えているのは確かです。ただし、増え始めたのはここ1か月です。
今回のリニューアルは、構造からごっそり変えたリニューアルでした。CMS(コンテンツマネージメントシステム)を変えるという大きなリニューアルでした。今はWordpressを使っています。本当かどうかは分かりませんが、大規模リニューアルはSEO(=検索エンジン対策)に悪影響と及ぼし、検索順位が下がる傾向があると言われています。また、Googleのアルゴリズムの変更もあって、リニューアル後は順位変動も大きかった。ある時期は順位がすごい下がってしまい、その時は、順位に比例するようにサイトへの流入数も下がりました。やっぱり検索順位は大切と思いました。
検索順位は実は今も不安定です。検索で上位に来るサイトは半年前とは明らかに変わったと思います。それでも、サイトへの流入数は安定してきました。
対昨年と比較すると、まだ少ないです。やっぱりこれは景気ですね・・・・。コロナの影響も非常に大きいです。ただ、そんな中でも、まだ健闘している方だと思います。順位が下がった2月は、昨年対比で新規のお客さんも激減しましたが、3月は昨年よりも多くなりました。なんとか頑張っている状況です。ちなみに4月は悲惨な状態です。仕方ないとあきらめるしかない。
サイトへの流入が増えたり、新規のお客さんが増えたり、この状況が売上と正比例するか?というと必ずしもそうではありません。当社はリピートのお客さんも多いので、新規のお客さんが少なくても、リピートが多かったりして、決まった法則は無いのです。これが面白いところです。
ただし、サイトを見てくれるお客さんが多いのは良いことに決まっています。なので、すぐには注文にならなくても、今の良い状態を継続させる努力は必要です。正直、今後は大不景気突入と言われていますが、ウェブサイトの維持管理も今出来るとても大事なことかと思います。もちろんこのブログも。
コロナの大不況の中で今出来ることをやるべき!という声をよく聞きます。実際、まったく仕事がなくなった訳ではなく、案外、通常の仕事で時間がかかり、コロナのうちにやってみたいことが実行出来なかったりする。今はそんな状況です。社員の時差・時短出勤を考えたり、早くに帰った社員の仕事をサポートしたり、使えそうな助成金を探してみたりで、実は私自身は仕事が増えたりしています。でも、もっとやりたいことはあるんだよな〜。これが出来ない人の言い訳ですね。反省です。