平たいものの整理 銘板は全部、平たい
今日、(正確には昨日の夜)、加工前の銘板をどう整理するかを考えました。薄くて平らで滑りやすいものをどう管理するか。
銘板は、先に印刷とかエッチングをして、外形とか穴の加工は後加工になります。なので、最初の仕掛の状態はすべて平らです。厚くてもT2.0で、ほとんどT0.5~T1.0。材質は、アルミ、真鍮、ステンレスが多い。
特に期末の現在、とにかく枚数が多い。保護シートとか両面テープを貼ったあと重ねて行きますが、重ね過ぎると崩れてしまったり、一番大きな問題は、先に処理した仕掛品が一番下になってしまって、一番下の品物を取り出しづらくなる。納期が一番早いものが一番下にあったりすると探すのが大変。そんな苦労、ここ数か月続けており、え、これが時間の無駄につながっているのでは?と思い、急遽、対策を考えました。
現場の作業者は、きちんと納期順に並んで、順番通りに加工をしたいのですが、うちみたいなゲリラ戦の会社は、優先順位と順番が毎時変わってしまいます。だから、管理が大変。
で、平らで薄いコンテナを重ねてみました。内容物を表に書き出し、その作業指示書を一緒にクリップで止める。それだけ。一番上から納期早い順にする。
これで、どこまで無駄が省けるか?です。あと、継続できるかってことも大事。やってみての課題は、コンテナを持ち上げる作業が面倒ってこと。引き出しみたいに引き出せると、追加も簡単に出来るかも!と仲間の社長がアドバイスくれました。この継続性が大事なんですよね。面倒な作業が続くと、毎回頑張る必要があるので継続は難しいです。だから、なるべく簡単に作業できる環境を作ることが大切です。
色んな方がうちの工場に来ますが、零細工場にしては結構片付いているってよく言われます。でも、現実はそうではないのです。決まったものを決まったペースで作る会社ではありませんので、その時、その時に合わせた方法を考えていかなくてはなりません。今は金属銘板が多いので、そんなこと考えました。
そして、ここ数日はシール系の仕事が増えてきましたね。こっちも毎度、仕事の流れとか帳票は変えてきています。こっちの方がソフト的で、すぐに実行しやすいのです。今は、現場から上がってきた必要情報をミーティング資料に入れることで、探す手間は省けています。でも、また課題が見えてくるんでしょう。そしたらまた改善。その繰り返しですね。こういう仕事は楽しいです!!