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作業を細かく記録することから始める

今さらですけど、製造部の作業を細かく細かくみていくことにしました。期間はまずは1週間。

大体今日はこれくらいの仕事をしたと感覚で分かっていても、記録を付けて見える化すると、やはりよく分かります。例えば印刷した、カットした、という漠然とした作業ではなく、段取りの時間、カス取りの時間、彫刻の時間、彫刻したあと色入れの時間など、作業を細かく細かく切って、30分単位で記録してもらっています。ちなみに、Googleスプレッドシートを使っております。最近使い始めましたが、クラウドで共有は便利ですね。今更ながら気が付きました。

これはあくまでもスタートで、その後、ムダな作業は無いのか、時間かかっている部分を時短できないか?など、個々の具体策に落とし込んで行きたいのです。

よく分かったこと、それはみんなムダは無いことです。マルチタスクも完璧にこなしており、作業時間を足していくと、8時間を余裕で超えます。よくやっていますよ、本当に。

今日で記録付けて2日ですが、記録を見ると、自分たちで感じていた感覚とほぼ一緒。つまり、時間かかっている部分が良く分かります。それをどうするか?です。

今日はその課題解決の一つとして、仲間の会社に伺って実際の作業者のお話を聞けました。あー、道具はこれが良い、濃度はこれくらいが良い、この作業はまとめてやれば良い、溶剤はこれで十分とか。とにかく情報をたくさん頂きました。で、帰って早速やったけどうまくいきません(笑)そりゃそうだ。でも、ヒントはもらえたはず。

あと、作業の標準化、つまり、作業を今の担当以外でやってもらう工夫についても話し合いました。先日導入したセットシャーという、油圧プレス型のシャーリングですが、どうしてもカットする部分が見ずらい。なので活用出来ていない状況。では、見やすくするためにはどうするか?を話し合って、明日から早速試してみます。

それ以外でも課題は山積みです!!やっぱり人が少ないんだろうと思います。色々な社員に話を聞きますが、本当に目先の仕事で手一杯で貯金出来ていないんです。真剣に考えないと。