うちの検品は優秀！！！

手前味噌で申し訳ございません、あえて言いたいのです。うちの検品は優秀です！！

先週末から、不良流出を立て続けに止めました。良く見つけますね・・・、本当に関心します。

基本的に、うちの製品は客先で校正してもらっています。でも、間違いがあってもスルーしてしまうことがたまにあります。今回もそんな事案でした。仮に間違って送っても、校正してもらいました、と言える案件ですが、気付いたからには直すべきです。そんな事案がたまたま重なったので、改めて検品チームに感謝です。

モノづくりの検品とは、傷やほこりの確認かと思われがちですが、多品種少量生産のうちでは、どちらかというと文字校正が主流になってきた感じです。文字間違っていませんか？図面と比較するように、と、それはうちのお客様（特に大手メーカー様）とお付き合いしているうちに身に付いた習慣です。図面と違いますが、検品しましたか？って言われても、だって、校正確認してもらったではないですか？って、こういうトラブルはよくあるんです。検品担当も機械ではないですから、OKもらっているデータであれば、甘く見るのは仕方ないと思います。

その中で発見できたのは素晴らしいよ、本当に、大袈裟かもしれませんが、誇りに思います。

何で間違えるのか？って、それはやはり人間だから仕方ない部分もあります。それをみんなでフォローするしかないんですね。

それにしても、製品を作る製造部と、それを1枚ずつ検査する検品。本当にお互い様で、協力してよくやっていると私は思います。別の事案だと、連番もので、検査中にある番号が飛んでいたりして。それを発見して、機械設備の周りをみんなで探して、欠番のプレート見つけたりもします。小さいから気を付けても、どこかに挟まっていたり、誤って廃棄しそうになったり。気を付けていても起こり得るトラブルだから、それは出来る限りでフォローするしかない。流出しなければ何とかなります。

こういうコミュニケーションが大事だよ、本当に。一人で仕事は完結しません。ここまでが私の仕事、あとは知りません、っていう考え、指示されていないからって言われればそれまでですが、協力して補完し合う体制が無いと仕事はうまく流れないのです。今回起きたトラブル、そしてそれを阻止できたことは非常にうれしく思います。

もう一度言うけど、仕事は一人では完結しない。お互いの確認をしつこくすること。それを面倒がってしまうと良いものは生まれないし、協力できないのであれば、静かに周りが引いていってしまうものです。気が付いた時はもう遅いです。

うちも社員が増えてきたけど、そういうコミュニケーションは大事にしていきたいなって思います。