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トヨタ自動車 来月4割減産

久しぶりにイヤなニュースです。うちはトヨタさんの仕事は受けておりませんが、日本一のメーカーさん。影響は計り知れないです。全世界で36万台の減産、割合でいうと40%にのぼります。

理由は相変わらずの半導体不足と、東南アジアでのデルタ株の流行により、部品調達が滞っているからです。コロナの影響、1年前の「来年になれば落ち着いているだろう」という楽観論が完全に崩れました。以前のような完全ストップではありませんが、なんか調子悪いなーがずっと続いている状況です。アメリカと中国の景気回復で、製造業全体に明るさが戻りつつあるなと思っていた矢先、今後どうなるか不安です。一つの会社、一つの業界には依存していない当社ですけど、製造業全体の景気の影響は受けますので、今の忙しさがいつまで続くのか。

このような状況だと、やはり特定の会社への「依存」に目がいきます。仮にトヨタの仕事1本であれば受注減は間違いないので、そうなると資金的なことも気になってきます。

ちなみに、手元現金どのくらい持っていれば安全?というライン、経営学的には当座比率とか流動比率とか言いますが、そんな難しい話は置いておいて、ざっくり半年売上ゼロでも持ちますか??とよく言われております。だから1ヶ月40%売上減って資金的に余裕ない会社はそもそも備えが無さすぎとなります。もっと言えば、その資金は自前ですか?借りてますか?となります。借りている場合、返してくれと言われればそこでジ・エンド。やはり最低でも半年乗り越えられる自前の資金は持っていたいところです。

話がそれましたが、トヨタの40%減、どのような影響があるか私も見ていきたいです。ちなみにトヨタ以外の自動車メーカーも生産調整しております。うちは代々日産さんの車を利用しておりますが、ディーラーさんの話だと、車の受注自体は好調だけど、生産できない状況がずっと続いているそうです。需要はあるが供給できない。派生する業界は数多いので、これが景気回復の足枷になるのか。そして、うちの会社には関係あるのか?ないのか?リアルに気になります。需要は減っていない、この言葉を信じたいです。

そして、作りたいけど作れないという状況、今は半導体ばかり注目されていますが、色々の素材で供給不足の情報が出ております。もともと新興国の成長で需要は増え続けると言われていたので、そもそも需給のバランスは崩れていましたが、コロナがその状況に油を注いでいます。仮にコロナが収束しても、何か足りないという状況は変わらないかなと思っております。うーん、なんかイヤな感じの悩みがずっと続きそう。自分ではコントロールできない部分ですから。

とは言いつつ、足元の受注はいたって「普通」です。お休み明けもそこそこの受注が続いております、まだ3日しか経っていませんけど(笑)明日で今週も終わっちゃう。あー、8月はあっと言う間にすぎますね。一日を大事にしていかないとね。