問い合わせの偏り
ネットからの問い合わせ、たまに特定の何かに偏ることがあります。どうも当社だけではなく、友人の社長も同じことを話ししていました。
「特定の何か」とは、うちで言う製品分類(機械銘板・ネームプレート・操作パネルなど)、技術分類(エッチング、アルマイト、UVインクジェット印刷、レーザーなど)です。もしくは、地域、関東・東北・北海道・九州など。
最近、九州からのお問い合わせがまとまった時期があります。通常、関東が多いのですが、やけに九州からの電話が多かった。また、操作パネルの問い合わせが多いときもある。また操作パネルだ!みたいに。普通の銘板と異なり問い合わせ数も多くないので、記憶に残ります。
時期的なものも大きいかと思います。期末は資産管理用の銘板の問い合わせが多いし、年末だと、年末の納品に間に合わせるため、単品の機械銘板の問い合わせが多いです。
問い合わせ件数も日によって偏りますね。問い合わせが多い日は、とにかく朝から夕方まで電話とメールが続きます。逆に問い合わせが少ない時は、朝から静かです。でも、突然夕方くらいに急に電話多くなったり。もう少し分散されていれば落ち着いて対応できるのに(笑)
この偏りって何なんでしょうか?(笑)いつも不思議に思うのです。以前、Googleの広告のコンサルの方と話したところ、現在、広告を出す出さないの判断はAIで学習させているとのこと。もちろん、予算がありますから、どのタイミングで、どのキーワードで出すか出さないかはAIが過去のデータを学習して決めているそうです。AIの学習途中には偏った表示が出ることがあると聞いたので、それも原因なんですかね。
検索順位を決めるための調査もロボットですからね。ロボットが当社のサイトを見て、コンテンツが充実しているか?更新頻度は?どんなサイトにリンクされてる?など調べているわけです。だから、そのロボットに分かりやすいようなページを作る必要があるのです。
こう考えますと、すでに私たちはAIなどのコンピュータの世界に支配されているのですね。映画のマトリックスではないけど。しかも、そのロジックがブラックボックスだから、明確な対策は無いわけですよ。困ったことに。Googleのサイトの評価方法も常に変わるわけで。GAFAと呼ばれる巨大企業の影響が近年議論となりますが、うちみたいな会社は反抗も出来ないから(笑)
ただ、そのAIなどの評価も段々と人間のロジックに似てきています。とても昔は、特定のキーワードをとにかくページに入れれば上位表示されていたこともありました。広告もお金出した方が勝ち、みたいな。今は、コンテンツSEOといって、内容重視となり、広告も広告の品質をチェックされています。
どんどんコンピュータが人間に近づいてきています。怖い話だけど、私はもうあきらめて、どう好かれるか考え続けます(笑)