先週から始まったか??&協業の続き
先週は仕事の入りがぱったり止まりました。毎年、3月も末に近づくにつれ、お客さんは発注をしなくなります。棚卸し業務のためです。それにしても、、少なかったです。特に新規案件があまりにも少ない気がします。
当社の3月の受注状況を見ると、20日頃までは、どうした?っていうほど仕事が入りました。おかけで、今、製造現場はてんてこ舞いです。納期に追われる毎日です。4月初めの納期がたくさん残っており、結構切迫しています。今後が未確定すぎるから、出来るところまでは生産しておこう、というような流れでしょうか。
気になっているのは、4月中旬以降の仕事。これは相当薄くなるのかな、と。この騒動見込んでいるのか不明ですが、5月以降の納期で注文が入っていますね。やはり大きな試練の始まりなのでしょうか。今回がリーマンショックと同じようなコロナショックだとしたら、当社でコロナショックが始まったのは先週3/23~です。明日、明後日と3月末が続くので、受注は多くなさそうです。4/1以降、お客さんの発注状況を注意深く見ていこうと思います。リーマンショックの時の仕事の入り状況は体で覚えていますので、しばらく受注減が続きそうであれば、受注減の時はこうします!というプランを社員に伝えるつもりです。そもそも、首都ロックダウンの可能性もあるから、その時はその時で。。色んな報道ありますけど、国や自治体が必ずしも正しいとは思わないけど、正確性の確率が一番高い政府や自治体(東京都)からの情報を信じて行動していこうと思います。
そんな大変な時ですが、以前から付き合いのある社長達と、今後の協業について、具体的に話をしました。まだコレ!とは決まっていませんが、具体的な事業内容の話が出てきたのは大きな一歩です。私の感想ですが、協業の話をしている社長達とは向いている方向が一緒だと思います。個々の事業や、やり方の考えはもちろん異なると思いますが、根本的に考えていることが一緒と分かっただけで大きな収穫です。私たちが根本的に考えていることは、日本の中小製造業の復活です!無くなりつつある技術を残す。最新の設備も入れる。それらの技術の組み合わせで、ニーズにあった製品を製作して世界に売るのです。よくある話であることは良く分かっていますが、彼らとだったら具体化できると100%自信あります。そう、10年以上前に出会いましたが、その頃から、中小製造業の逆境を跳ね返そう!という考えが同じで仲良しになりましたから。その思いを具現化して、後世にも残していく時なのかなと思っています。
協業プランに中に、20年以上、全然使っていない当社の「つくば工場」を使っていこうという話が出ました。つくば工場は、昔々、当社が量産品をバンバン作っていたころの遺産です。主に銘板のプレスを行っていました。もう20年以上、稼働はしていません。それが復活できたら、なんて、甘いかも知れませんが。。こんな今まで考えていなかったことを、ゆっくり時間をかけて考え、話し合うのは、今回のように将来を考える時間が出来たからこそ。コロナショックが与えてくれたチャンスと考えれば良い。まさに、ピンチをチャンスに!の機会かと思います。