経営力向上計画が認定されました！！

地味ですね（笑）モノ補助とか補助金の認定ではありません、経営力向上計画の申請が認定されました！！正確に言うと、以前認定されたものの変更届が認定されました。

経営力向上計画とは、「人材育成、コスト管理等のマネジメントの向上や設備投資など、自社の経営力を向上するために実施する計画で、認定された事業者は、税制や金融の支援等を受けることができます。また、計画申請においては、経営革新等支援機関のサポートを受けることが可能です。」
（出典：中小企業庁　経営力向上計画　制度のご紹介：https://www.keieiryoku.go.jp/about/　最終アクセス日：2021/10/12)

色々なメリットがあるのですが、その中で弊社が利用する予定のものは税制優遇です。中小企業経営強化税制に基づき、導入した設備の即時償却、もしくは取得価額の10%の税額控除が受けられます。ちなみに対象になる設備の金額により対象とならない場合もありますので、ご興味ある方はご自分で検索してみてください。

参考資料：中小企業等経営強化法に基づく支援措置活用の手引き　（出典：中小企業庁　https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/kyoka/pdf/tebiki_zeiseikinyu.pdf　最終アクセス日：2021/10/12）

税制の話ですが、即時償却の場合、単年ではメリットあります。仮にですが、1,000万円の機械を全額即時償却するなら、法人税率＝仮に30%として、税金を300万円分圧縮可能です。でも、即時償却だから即時に償却してしまうので、来期以降の減価償却費はなくなってしまいます。長い目で見れば、10%の税額控除を受けて、来期以降も普通償却した方がトータルでは金額が大きくなります。まぁ、その時の利益の状態とか、今後、設備投資を続けていくのかどうかなどの経営判断でどちらを選ぶか？ということになります。

モノ補助などは直接設備投資を促す政策ですけど、経営力向上計画の認定を通した税制優遇処置も設備投資を促す政策です。積極的に使わない手はないのです。仮に300万円分税金が浮いたのなら、さらなる投資にまわすことも出来るのです。なので、私は中小企業向けの政策は結構充実していると思うのです。