社長の仕事=決めること!
タイトルずばりですが、社長の仕事って、決めることです。
会社の方針はこうですから、みんな、こっち向いてねー!っていうのが経営です。
私は営業もやっていますが、本来の仕事は何でも決めることが仕事です。
決断っていうのは、訓練しなくちゃいけないんです。肩書の重みってこともありますが、基本的に経験積まないと出来ないことです。
これは、製造部の社員が毎日同じ機械を使って機械の操作に慣れることと全く同じで、営業部であれが、見積もりをたくさんこなすことで値段を決めることが出来る。検査担当は検品を毎日こなすことで、製品見た瞬間に気を付けるべき部分がわかる。立場違えど、すべて同じことです。
決断することは毎日何度もあります。各社員の役割を決める、仕事の流れを決める、使う設備を決める、お金の使い道を決める、日々の仕事量を決める、そんなことを10年以上続けているので、何でも決断早いんです(笑)これは、プライベートにも派生して、住む場所も5分で決めました。
決断する時間を早くするためには、その前に色々選択肢を頭の中にいれて、メリットデメリットを考え続けることが必要。だから、経営者は基本的にオンとオフは無いんじゃないかと思います。
以前、中小企業診断士の友人が、「チャンスは前髪フサフサ、後頭部はツルツルハゲ」と言っていて、すごい納得しました。チャンスはものすごい勢いでやってきて、前髪つかまないとあっという間に去っていって、つかもうとしてもつかめない、まさにその通りです。だから、いろんなことが、すごい勢いで前からやって来たとき、つかむのかつかまないのかの決断は瞬時に行わないといけない、そのためには、頭の中は常に何でも天秤にかけています。そういう職業なんですね。
なので、同じ立場の人で、グズグズ考え込んでしまっているのを見るとイライラしてしまいます。そこが私の至らないところです。。。もっと心に余裕がないと・・・。
決めたあと、結果もすぐ知りたい、そんなすぐ知りたい病も経営者の病の一つかと思います。そこも反省。
営業やっているので、もちろん仕事が決まると嬉しいです。決まった瞬間、私の気持ちはもう出荷まで終わっています(笑)
ごめんね、社員たち、決まった後があなた達の仕事のスタートだもんね。これも反省すべき点。
そう言えば、先日の朝礼で、「今後、仕事は薄くなるからね!覚悟してね!」って伝えたときにみんなの表情が微妙でしたね。
そりゃ、そんな空気感はあるけど、実際、仕事まだまだ残っているものね。そうです、少し先走っています(笑)
決断が早いことは大事なことですが、とても大きなこと(大金のかかる設備投資)は時間をかけるべきです。
ただ、実際もほとんどの設備は直観&即決ですが、、。いまのところうまくいっています!