明朝体で悩む。
書体って世の中にたくさんあります。和文だと、大きく分けて、ゴシック体と明朝体があります。その中でも、ものすごい種類あるんです。お客様から来る図面にはゴシックとか明朝とか書かれております。細かくしてされてしまうと社内に無いものもあるので、記載は曖昧な方が良いです。
で、銘板ではゴシック体の方が印刷しやすいです。なぜか?それは、文字を構成する線の太さが一定だからです。どんなに小さくしても、大体出ます。
たまに困っちゃうのが明朝体です。なぜか?文字を構成する線の太さが一定では無いからです。特に横に伸びる線。大体細いです。
細くても出ないことないでしょ?って思われがちですが、文字の大きさにもよりますが、測ってみると0.1mmも無いことがあるんです。0.1mmって髪の毛より細いんです。
だから、印刷が仕上がってから気付くのです。あ、、切れてるって。はい、やり直し。
解決方法は、すこーしだけ太らせます。少しだけ、0.02mm~0.05mmくらいです。それ以上太くすると感じが変わってしまうのです。
特にエッチングの文字凸とか、結構気を使いますね。文字が溶けますから、データより細くなります。しかもデザインによって細り方変わりますので、余計に気を使いますね。でも、きれいに出ると、よし!!って感じです。
その辺、気にするか、気にしないかで、仕上がり変わりますから。私はそこを大事にしています。データ作成だって、奥深いんですよね。
今日はちょっと技術的な話でした!