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最悪の事態への対応を考えつつ、明るい未来も忘れない。

昨日、小池知事の会見がありましたね。都心部ではオーバーシュートの瀬戸際。最悪の中の最悪の事態を想定する必要が出てきました。

当社は製造業ですので、社員のみんなは会社に出てこないと仕事になりません。なので、テレワークは無理です。仮に電車が止まる事態となると、会社に来られない社員もいますが、幸いなことに板橋区内など近隣の従業員が多いので、全滅とはなりませんが。ただ、万が一、緊急事態宣言が出て外出禁止となると、当然ですが、会社の業務は止まります。本当にそうならないように祈るのみです。

ありがたいことに現在は注残がたくさんあります。まず出来ることは、現在ある注残を前倒して進めていくことです。出来る限りお客さんには迷惑をかけない。出荷待ちの状態であれば、社員が出てこれなくても自分で配達は出来ますので。本日の朝、社員達にはそのように伝えました。少しでも前倒しで作業を進めてくれるよう考えています。今後、どこまで前倒しが出来るかですね。

外出禁止にならなくても、もう一歩踏み込んだ外出の自粛要請があった場合は、出勤のシフトを組むなどの対応も考慮する必要があります。公共交通機関が動かなくなった場合は、マイカーでの出勤のお願いや、必要があれば、私が車を出して通勤をサポートすることも考えています。考え過ぎかも知れないけど、本当に何が起こるか分かりませんから、そうなった時のシュミレーションは必要かと思います。

上記のような、まずは目先の仕事への対応をしっかり進めることが大事ですが、今後の受注状況も心配です。大手の自動車メーカーが生産を止めるなどの情報が入っております。現状、具体的にどのような影響が出るか正直分かりませんが、製造業全体で通常の生産活動が行われるとは思えないので、受注の落ち込みの可能性は高いです。そうなると、もちろん仕事量は減ると思うし、社員の手も空いちゃうかも知れません。

その際は、まずは雇用調整助成金の活用を考えています。順番で休んでもらいますが、国の方で社員の給料を補助してくれます。まだ決定ではありませんが、今回は通常より助成率が高くなるそうです。(3/26の報道では、中小企業は9/10までの可能性あり)とにかく、まずは社員の雇用を守る!当社もリーマンショックの時は、給料を下げずに、最大限活用させてもらいました。当社は小さい会社ですけど、きちんとお給料払って、お金を循環させる役目を持っていると思っています。

また、今後のことは分かりませんが、やっぱりコロナショックはリーマンショックとは違うと思うんです。金融機関もあの頃より健全だし、世界経済全体が弱含みですけど、そこまで需要が落ちているとも思えない。お金がないのではなく、お金が動いていないだけですから。

コロナウィルスへの対処がある程度見えてきたら、反動で景気は戻ると思うんですよ。コロナで忘れているかも知れませんが、5Gがこれから本格化してきます。そのおかけで半導体関係の仕事は動いてきました。また、世界中で金融緩和と財政出動を協調して行っていますから、大量のお金が市場に流れ込んでいます。だから、コロナの蓋が外れたとき、景気は戻ると思うんだよな~。その時、その需要をきちんと取り込めるように、社員は減らさずに準備しておくことも大切かと思います。

この状況がいつまで続くのか考えると答えは出ずに落ち込むだけです。だからあまりマイナスに考え過ぎず、いつか戻ってくる明るい未来を毎日想像するんです!!そのように難局を乗り越えたいです。