社員の休業を始めて分かったこと→社長はいつもより忙しくなる。
今週もあと1日です。長いっす(涙)今週は特に長く感じます。
今週はお試しで社員を休ませました。ローテーション休業を念頭にどんどん前倒し生産を進めていたので、トラブルもありません。そもそも、仕事量もMaxではありませんけど、だからと言ってすべてがスムーズではありません。やはり、工場である以上、会社に人がいないと、すっきり仕事が流れないのがよく分かりました。そして、自分はいつもより忙しいです(笑)
結局、足りない部分は自分で補う訳ですが、ちょっとした伝達事項も自分で覚えておく必要があるので、その細かい確認事項が溜まっていくと、普段の仕事に支障が出てしまうと思いました。今回は出勤を減らす要請を受けてローテーション休業をしましたが、仮に仕事量が落ち込んだ場合、同じく休業で凌ごうとすると、今後を考えるという社長本来の仕事がおろそかになってしまい、より一層、目先の仕事で自分が手一杯になってしまうな、と改めて思います。それこそ現状維持が最大限の目標で縮小均衡に入ってしまう。
では、どの程度の仕事量でローテーション休業をするかの判断ですが、受注が落ち込んで月次で利益が出ない、赤字になるくらいまで落ち込んだ時に検討しようと思います。例えば、受注が40~50%くらい落ち込む場合など。仮に20~30%くらい落ちて収支ギリギリかちょこっと赤字の状態で、何人かの社員の手が空いてしまう程度であれば、通常通り、出勤してもらった方が、自分も自分本来の仕事ができると思う。助成金も出るので、休業にさせるという手もありますが、出来るだけ頑張ってみようと思っています。
今いる社員達はここ5年くらいで採用した人が中心です。なので常に納期に追われている状態だった訳です。その流れは今の段階でもギリギリ保っています。そろそろGW明けの納期を気にして追い込みですから。ヒマな状態を経験したことが無いので、もし仕事が薄くなった場合、彼らのモチベーションは保つことが出来るのだろうか?と実は少し心配しています。
仕事が薄い時期にやってもらいたいことは、相互の仕事を教え合う・覚え合うことです。当社はITを使ってかなりシステム化していますが、まだまだ属人的なことが多いのも事実です。なので、この人がいないと仕事が止まる!ということはよくあります。その状態を解消する期間でありたいのです。いや、本当にそう思う。そうすれば、もっとみんな自由に有給取れるよ!!
あとは整理整頓ね・・・。色んな方がうちの会社にやってきてよく言われるのは「きれいに整理整頓されていますね!」。ありがとうございます。いや、実際はね・・・(笑)自分も会社勤めしたことあるし、他の会社のことを知る機会があるので分かりますが、社員みんなの整理整頓の精神は非常に高いレベルだとは思っています。でも、やっぱり探す時間は出てしまいますね。それを何とか解決していきたい。
そう考えると、実はやっておきたいことはたくさんあるんですね。世間は大不況が来ると大騒ぎしていますが、仮に本当に来た場合は、その時間も有効に使っていきたいと思っています。逆に仕事に対するモチベーションはいい感じに上昇しております。