とりあえず、フルタイム勤務に戻します。
緊急事態宣言が延長になりましたが、とりあえず、当社の勤務体制はフルタイム勤務に戻します。
新規感染者の数は順調に減ってはいて、地域によっては学校の再開や店舗の営業再開が始まりました。東京を含む首都圏は今までと変わらず、ほとんどのお店が休業で時短・時差出勤を採用する会社が多いように思えます。
フルタイム勤務に戻す理由は、受注状況です。決して、通常通りの受注状況ではありませんが、かと言って、半分くらいまで落ち込んではおらず、時短時差出勤のしわ寄せとGW休暇を長めにしたので、むしろ仕事は溜まっております。最低でも1週間はフルタイムに戻さないと、納期対応や品質保持が出来ないと判断しました。もしかしたら、通勤に不安を抱える社員もいるかと思いますが、経営上、今はこのような判断となります。
世間のコロナに対する空気感ですが、医療従事者の方々の現場での切迫感は相変わらず高いと思います。ただ、世間的には緩みというか、諸外国がロックダウンを段階的に解除したり、日本国内でも地域によっては新規感染者が出ていない地域もあったり、東京でも新規感染者が減っていることもあり、4月上旬からGW前までの空気とは少し変わってきていると、私は感じております。
コロナウィルス自体への恐怖感より、経済活動自粛による経済全体への影響への恐怖感の方が今は大きいです。私は以前の記事で、今回のコロナショックはリーマンショックほどではないと書きましたが、経済全体への影響は、リーマンショックをはるかに上回る規模になりそうです。諸々の経済予測の数字より、そのように思えます。
となると、試練はこれからですかね。コロナを境に世の中は大きく変わります。亡くなっている方がたくさんいるなかで申し上げずらいですが、このピンチをチャンスに!という考えも数多くあります。私もその考えはあります。でも、でも、自分の性格であったり、経営の進め方を180°変えることは実は難しいのかもしれません。何かの勢いの乗ってドッと新しいことを始めるのも一つの方法でもあります。売る物であったり提供するサービスは変わるかも知れませんが、その背景にある自分の考え方は、実はコロナ後も変わらないのかな。とふと思いました。勢いも大切ですけど、着実に少しずつの方が私の性格に合っているような気がします。それが良いのか悪いのかは分かりませんが、納得して無理なく会社を運営するには自分の感情には嘘は付けないな、と思いました。
来週は良い一週間になりますように!今週もお疲れ様でした。