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この人にはどうやっても敵わないと思う事

知識や能力って人によって違いますけど、ある分野で本当に物事を極めている人と話をすると、圧倒されるというか、まず、話を理解できません。これは、自分が圧倒的に、その分野で知識や能力が劣っているということです。そう感じる場面、今まで何度かありました。

相手と自分の知識や能力があまりに差があると、どうにもならないのです。悪あがきで薄っぺらな対応をすると、相手に一発で分かります。逆に自分も他人より圧倒的に深い知識や経験がある分野で、薄っぺらい意見を言われても、あーそこじゃないんだよね、って思うことと同じです。なので、そう感じたならば、相手を敬うべきです。

自分の子供も、大人の会話に入りたくて頑張って話に加わろうとしますよね。それは良い、子供だから知識や経験がない訳だから。頑張ってそこにキャッチアップしようという姿勢は良いと思いますし、その劣等感は必要かも知れません。ただ、大人になって、各人がある分野に本気で臨んでいることを、薄っぺらな言葉や行動で対抗しようとしても敵わないわけ。オレも努力すれば追いつく!!なんて思うこと自体、失礼なのです。なので、その人が「本物」と分かれば、黙って聞くしか無いです。

小手先で取り繕うと、本物の人にはすぐバレます。悪あがきするのは格好悪いわけ。だから、自分がその分野で劣っていることを認めないとダメ。仕方ないです。泥臭く、と良く言いますが、圧倒的な差は泥臭い努力では埋めることは出来ません。それより、その分野では絶対敵わないけど、自分も圧倒的に相手より勝ることをやれば良いのです。それは、対抗意識を持っている以上、本物にはなれないのです。目的が相手に勝つことですから。そうじゃない、目的を間違っています。そう思っている限り、本物にはなれないのです。

相手を敬えば相手も感じます。そうすればお互いの本気の部分での関係が出来上がる。それが、本当の意味での信頼関係。だから、軽くwin-winの関係という人が信じられない(笑)そう言っても最終的にはあなたが有利に立ちたいんでしょって(笑)すぐ分かります。

本気とか、プロフェッショナルとか、信頼とかって、一朝一夕では築くことは出来ません。数年とか数十年とか、そういう話ですから。年齢的に、今は若い時にこれをやる!!と決めて継続的にやって来たことが形になってくる頃です。だから仕事が楽しいんですよ。逆に今から新しいことにチャレンジする場合は相当な覚悟で行かないといけません。私はそういう意識が強いかも知れません。だから、何でもすぐに拡大という意識にならない。バンバン進む人を見て少し前は焦りを感じていましたけど、今は無くなりました。自分はこっちで頑張るよって、本気で思えるようになったのかもです。器用とか不器用とか、そういうのではなく、自分の個性なんでしょうね。今後も自分のペースを守っていきたいです。