仲間に感謝。

先日、ものづくり補助金の採択が決まりましたが、うちで新たにチャレンジする仕事は、現在、仲間の会社にお願いしている仕事です。簡単に言うと、外注の内製化です。

補助金採択でうれしい気持ちがある反面、その仕事を内製化するわけで、それは心苦しいのです。でも、お客様へもっと早くを考えると、増加する仕事への対応としてどうしても内製化をしたかったのです。応募書類を書きながら将来の社内の仕事を想像しつつ、今お仕事をお願いしている仲間の顔がチラチラ（笑）申し訳ないな、、、採択されたら、どうやって説明しようと・・・。で、実際採択されたら、逆に仲間から連絡ありました。

その仕事は年々増えていっており、そんな状態だから内製化しようと考えるのは経営者として全うな考えだと理解してもらいました。怒られるかと思っていたので、実は泣きそうなくらい嬉しかったのです。いや、待てよ、、口だけか？？（笑）真意は分からず（笑）実は心底怒っていたりして。

仲間仕事と呼ばれる仕事は存在します。仲間なので、その仕事が取れるようにお互いに価格に折り合いを付けます。一つの会社でフル装備は難しいから、やはりネットワークが大事で、どの会社を通しても仕事が回すことが出来るとっても大事なつながりです。だから、今回の件は、少し引っ掛かっていたのです。なので、救われました。

設備したからと言ってすぐにフル稼働とはいかないです。そうは甘くないのは分かっています。うちが本格稼働するまで手伝いますよ、なんて声をかけてくれたのがうれしかったです。本当にそう思っているのか、まだ半信半疑ですが！！（笑）社交辞令でも安心できるものです。

仲間仕事はお互いの足りない部分を補う役目をしていると、それは本当のことですが、実はそうではない部分もあります。つまり仕事のバッティング。これも頻発します。お互い分からずに仕事が行ったり来たり、良くあることです。大事なのは、いたずらに価格競争しないようにすること。仲間がやっている仕事だと分かるものは、私は正直にお客さんに話をします。気付かなかったら仕方ないです。共生することで、自分たちの仕事を守るという目的があるのは事実です。価格について言えば、私たちは工場ですから十分安いものです。そんなおいしい仕事はあまりありませんから！（笑）そうやって少しでも価格を維持して利益を残さないと、身を削るばかりで次の一手が打てません。

これからも、この仲間ネットワークは大事にしていきたいです。改めて、この設備投資を理解してくれた仲間に感謝！！