コロナの報道が変わりましたね
相変わらず、毎日コロナに関する報道はありますけど、明らかに私たちの意識の中で、その影響力は弱まっていると思います。
私が感じたのは、先日の台風の頃からです。超大型で大規模な災害が予想されていた台風10号、連日の注意喚起と、マスコミの災害の報道、この頃からコロナの新規感染者〇〇人!という報道がトップニュースから無くなり、加えて安倍首相の辞任からの菅新総理誕生へ、コロナに関すること以上のニュースが毎日報道されるようになり、私たちの意識も分散化されているように思います。
マスク着用やソーシャルディスタンスがすでに私たちの生活の一部となっており、もちろんストレスではあるけど、以前に比べ、日常生活の一部となってきました。秋冬を迎えるにあたり、第3波がやってくる!!という恐怖を煽る報道もちらほら見えますが、3~5月に感じた極度の緊張感はありません。
緊張感が無くなることはネガティブに捉える必要はないと私は思っています。緩むというか、新しい生活様式がすでに日常に組み込まれた私たちの努力の成果かと。常に最優先で緊張感を保つべきであるという考えは、極度の委縮、自粛につながってしまいます。都市部や地方など、また、世代間によってコロナに対する恐怖心は異なりますが、私の世代と地域に限って言えば、以前の生活に戻りたいという欲求が強くなっています。
また、報道に出てくる夜の街の代表格、銀座や新橋、渋谷などは相変わらず人手が少ないと聞いています。ただ、それ以外の地域、例えば先日久しぶりに会食に出かけた神楽坂、友人が先日飲食した中野、私の地元赤羽あたりは、夜の人手は非常に多かったです。報道で取り上げられるような「ザ・夜の街!!」は人手は少ないけど、その周りの飲食店は結構人が戻ってきているんではないでしょうか。
マスコミの影響って本当に大きいです。切り取れば真実であることも、全体で見れば偏向報道であることも多く、必ずしも正しくない情報によってマイナスの影響を受けるお店や企業はたくさんあるかと思います。その経済的な損失は計り知れず。個々の企業を攻撃する情報操作は、攻撃していることが分かれば罰せられますが、良くないのでは無いか?という曖昧な空気感で仕事を失うお店や企業はたくさんあるかと。コロナウィルスで直接病気になる方々より、よっぽど多いのではないでしょうか。その場合の責任ってどこにあるのでしょうか・・・。言いっぱなしで許される世界なのかな。
大手企業の決算など具体的な数字が明るみの出てきて、今回の不況の深刻さが分かってきています。自粛して何もしない、怖いから何もしない、を続けている限り経済は回りません。赤字が出続ければ、銀行口座にあるお金はどんどん減っていきます。あー暇だなーって思っている時間も、赤字であれば口座のお金はどんどん減るのが現実です。昨日まであった会社が今日無くなることだって十分あり得る。状況は日々深刻になっていっています。まさに今はその最中です。
どこまで耐えられるかは蓄えによります。それは過去にどのくらい蓄積したかによりますが。ただ、あのトヨタだって、コロナが始まった3月に1兆円を超える額の資金調達の契約をしているんです。つまりそれだけの危機だっていうことです。
いつまでも国の支援に頼ってはいられませんし、コロナだから~で逃げていてはダメ。これも良い言い訳になっちゃっていますよね。自分たち一人一人が少しでも以前の生活を取り戻す努力をしていかないと。本当にヤバイよ。直接コロナで病気になる人より、コロナ自粛が原因で業績が落ち込んで病気になる人の方が多くなってしまう。それは、自分たちの力で何とかしないとと思っています。では、今の自分に何が出来るか?まずは会社を普段通り運営すること。あとは、仕事が減っても社長は笑顔を忘れずに、前向きでいかないと!ですね。