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中国からの営業電話 そのガッツに感服

今日、突然、中国から英語で電話かかってきました。中国から営業メールは毎日きていますけど、電話は初めてです。

しかも英語です。たまたま私は英語話せるからよかったものの、英語話せない人だったらどうしたのかな(笑)日本語話せますか?って聞いたら、その日本語も分からなかったようで、とりあえず英語で話をすることになりました。

用件は、ずばりアルミ材料買ってください!ってことでした。いや、買えないですって即答したら、月に何トン使うのか?中国の方が安いからメリットあるじゃん!みたいな感じでした。そもそもそんな大量に材料使わないって言ったら諦めたようですが、最後に、大量に材料を使う業者を紹介してくれと。そもそも、中国みたいに大量に材料を使いませんのでと丁重にお断りましたが。

うちみたいな小さい会社に電話してくるなんて間違いだけど、そのガッツに感服しました。なかなか引き下がらないし。中国も景気厳しいのかな?って勘繰りましたが、ガツガツ営業はその国の勢いなんですかね。いろいろニュースみると、コロナ後は中国の経済力がさらに強くなってくるという話もあり。確かに、今だコロナの勢いが収まらないアメリカに比べて、中国は着実に復活してきています。アメリカはトランプさんはコロナは大したことないアピールしていますが、足元の景気はまだまだです。日本はどっちよりなの?は置いておいても、コロナからの復活は中国の方が断然早いわけで、ここで両国の差はさらに縮まるのかな。

中国景気は以前ほどの力強さはありませんが、ものを作ることではまだまだ元気な気がします。勢いは以前ほどありませんが、まだ成長過程にいるのは間違いない。欲望というか、一人一人の欲求の高さは日本とは比べ物になりません、人口も多いし。コロナ当初、中国で製造できなくなったお客さんがうちにヘルプ!って来たけど、中国はモノづくりを依頼しやすい国だと言っていました。品質の悪さは昔の話です。物理的な距離のデメリットも、即レス・即対応で問題なし。とにかくイニシャル費が安く、短納期で対応してくれるそうです。日本はその面では負けています。同じ土俵で戦うのはダメですね。

電話を切ったあと思ったのですが、自分は同じこと出来るか?って。私がアメリカのネームプレート屋に電話して、日本から銘板買って!!って言えるかって話。いや出来ませんよね。でも、中国の業者さんはやっているわけです。その営業スタイルは疑問だけど、前に前にっていう姿勢は学ばなくちゃいけません。もっとハングリーにってことです。あー、お腹いっぱいで落ち着いている場合じゃダメですね。って、少し闘争心が沸いた一日でした。