カテゴリー

我流はダメの典型

機械トラブルの続きですが、今日はメーカーのサービスマンの方に来て頂き、色々と調べて頂きました。機械自体、調子悪い部分もあるのは間違いないのですが、そもそもの設定が悪いことが原因と分かりました。

うちも長いことやっていますが、正直、そこなのか・・・とかなりがっかりです。きちんと機械を理解していないところから始まり、その状態でよくやっていなんだなというのが本音です。遡ると、もう何十年も前の話ですが、最初の段階で正確に教わっていなかったことが原因です。我流がダメな典型例と言えると思います。その中途半端な知識が引継ぎされてしまい、最初のモヤモヤがずっと続いていたと言えます。

今、その設備を担当しているのは、まだ経験が浅い社員です。だから聞くことに抵抗がありません。聞いたことを素直に実行することが出来ます。

その素直さですが、年齢や経験の長さとは関係がなく、やはりパーソナリティにあるのではないかと思います。初心者の段階で、私ならこうするはNGです。知らないうちに我流で始めると、すべての設定が狂ってしまうのです。それで結果良しであればOKですが、基本に忠実ではないと結果良いわけありません。自分の方が優れているとかいないとか、そういう議論は会社的にはコストになるんです。まずは基本を覚えて、そこからスタート。慣れてきてからのアレンジは良いですが、慣れないうちのアレンジは基準が無いから評価のしようもなく。素直にやり方を聞いて、それに従うことから始めるべきだなと思いました。

経験何十年でも、機械作った人の話聞くのが一番早いし、一番正確です。だから我流はNG。ちゃんという事聞いて動かしてみる。その「聞くのがイヤ、教わるのがイヤ」という考えだと、自分だけでなく、周りの人にも結果的に迷惑かけるってことですね。

やはり、自分一人では何事も出来ません。人にやってもらわなければなりません。だから、不明点が出てきたら、その機械を作った人に聞くってこと。それは社員たちに今後も言っていきたいです。