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人や設備を増やすと、仕事も増える。

人手不足ですね、どこの会社も。うちもその中の一つですが。

人手が足らないと思い、人を増やすと、その人のキャパ分だけ仕事は増えるものです。入れてすぐに増える訳ではありませんが、気が付くと、その人が一日手が空かないだけの仕事が舞い込みます。それは意図していないもので、結果的に増える、そんなことの繰り返しです。

では、どこまで増やせば良いのか?の話になると思います。ものすごく野心的に拡大したい!と思わなくても自然に増えていく。ではどこまで人増やせば良いの!って思うんです。

社員数を増やせば固定費が上がるから、賄う分の仕事が必要となる。もしかしたら、狙っていなくても本能的に増やさなくちゃ!って思っちゃうのかな。

もし会社に十分なスペースがあって、求人出せばどんどん応募あるなら拡大路線を突き進みますが。実際はスペースの限界に行きつきます。これ以上増やせません。

で、業務の流れの見直しを進めたり、設備を更新したり、色々解決策を試しますが、今までの経験上、「増員」が最も効果あるのは確かです。

こういった状況を考えると、こちらで何でも引き受けます!が出来なくなるかもしれません。それは難しい判断ですが、社員たちの心とか体力とか考えるとそういう判断も必要になってくるかも、と思っています。

昔から言われていること、仕事は絶対断るな!!ですが、それも再考するタイミングなのかも知れません。大手さんだって同じことで、材料ありません、待ってください、そう言われることが最近は普通になってきましたから。夜にお客さんに電話しても自動音声で電話に出ない、そんなケースも増えてきました。

それは、私たちみたいな零細企業も同じこと。社員たちを疲弊させてまで続けることが良いことか?と思うようになりました。それは、昨年の鬼残業からの教訓です。どんなに忙しくても、7時前にはみんな帰ってもらった方が私の心は落ち着きます。

なんか、自分の考え方、結構変わったなと思います。