やっぱり、答えは現場にある!!
以前から何度が記事にしてきましたが、来年から大きなチャレンジが始まります!具体的な内容はまだ発表しません(笑)特に意味はありませんけど、きちんと正式に決まってからお話しようと思っております。今日は、その新たなチャレンジの場所に行ってきました。
ざっくりいうと、ある仕事をうちの会社で引き受ける予定なのですが、つまり全部引き受けるわけだからとても大変なんです。今まで私は色んな仕事を引き継いできましたが今回は最強クラスです。で、準備として、どんな流れで仕事が回っているのか、その現場で話をしてきました。内容はとても細かい部分です。
その仕事を引き受けると決めてから、頭の中ではこうしよう!と実は毎日考えているんですけど、自分が思った通りにはうまくいかなそうと、今日分かりました。やはり、実際の作業の流れを実際に作業している人に聞かないと分からないのです。あたり前なんですが、これが大事。
今作業している人は、その作業を毎日繰り返しているわけだから、自然に効率化しているんです。それを最初から否定してすべてをひっくり返すわけにはいかないのです。その道で言うと私より100倍プロフェッショナルなわけです。だから、私は今日みたいなヒアリングを続けて、具体的なシステム組むとか、管理面でスッキリ流れるようにしないといけない。
しかも、何かを変えて最適化するのであれば、具体的に枝葉末節まで例を挙げて説明しないといけません。そして、変える事で効率化するということは、作業者が負担だと思っていることをその場で解決しないといけないんです。これあたり前なんだけど、パソコンの前で一人考えても答えが出ないし、自分が考えることが最適であるなんてことは無い。人に動いてもらうということはそういう事です。
自分が今の会社で入社後色々変えて良い方向に向かったのは、私が毎日現場にいたからだと今気づきました。社員からこんな情報が欲しいとか、実際の製造作業は私やっていないから分からないのです。では、自分で作業するべきか?それも一つの方法かも知れないけど、そうすると考えて何かを生み出す時間が無くなってしまいます。
業務や生産の効率化、そのスタートは全体の作業を俯瞰してあるべき姿を想像するわけだけど、そのコンセプトとかイメージってそれほど重要ではないんです。そうでなく、作業者から見れば、ではどうすれば良いか?を具体的に示さないといけません。例えば、この材料はここに置いて、この人がこのタイミングで投入する。だから、実際の作業者が欲しいのは、コンセプトとかイメージではなく、枝葉末節の具体的指示ってことです。
来年のこの仕事は大変だと今から構えておりますが、逆に言うとかなりチャレンジングです。なんかワクワクしてきた。約20年前に家に戻ってきたときくらいのワクワクかも知れません。それを47歳にして味わえるのはじつはとてもラッキーなのではって。そう思っております。