この時期は何かと変わる時期

図訂、設計変更、色々言い方ありますが、春先の少し前のこの時期、銘板に記載されている何かが変わる時期です。

一番分かりやすいのは社名変更。社名変更になると、もちろん使っている銘板、全部使えなくなるので、原稿から変更になり、版の変更、新しい社名でご注文という流れになります。銘板屋にとっては、これはラッキーなことなんです。最初だけですけど。

あと最近増えているのは、法律が変わったことで、銘板の表記が変わる場合。みなさん、あまり見ないと思いますが、電子機器の裏、銘板貼られていますよね？そこのCEとかPSEとか、色んなマークが書いてあります。これは日本だけではなく、世界的な法律が変わると、マークがどんどん増えていくんですね。あるマークの追加されるようになり、うちはつい最近まで、図面の変更ラッシュでした。いやー、多品種少量だから、結構な数でした。やっとひと段落な感じです。

そういった図面の変更、設計の変更がありますが、それ以外だと、期末の節目で、廃業などを念頭に入れた事業の引継ぎも、この時期です。これも変化といえます。うちは昨年経験しましたが、これは大変でした。思っていた100倍くらい大変でした。これも1年経ってやっとひと段落です。

変化するときは、ビジネス上チャンスであると思います。でも、逆に仕事が他に流れてピンチになる時もあるかも知れません。変化は良い影響を及ぼすこともあるし、悪い影響を及ぼすこともある。自分でコントロールできる範疇を超えてしまう場合は、仕方ないですね。その状況を受け入れて、他で頑張るしかありません。

なんか期末近づいてきて、工場の中もワサワサしています。これも例年通りのことです。こういう特定の時期の空気感が、いつも通りやって来ると安心するものです。2月ももう後半戦ですよ。時が経つのが早すぎる。明日も頑張らないと！